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速報!日本語教育能力検定試験2019年度の概要をチェック!

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速報!日本語教育能力検定試験2019年度の概要をチェック!

2019年10月に終了した日本語教育能力検定試験
今年受験された方や、「来年こそ挑戦したい!」と考えている人も多いのではないでしょうか。

間もなく合否や正答が公式で公開される予定ですが、先立って受験者の声や基本的な内容をまとめてみました。
この記事では、2019年度の試験を実際に受けた方の声や試験後にしたいことをご紹介します。

是非、これから受験予定の方は参考にされてみて下さいね。

2019年度の検定試験について

2019年度の試験概要や世間の声を見てみましょう。

2019年度 試験概要

以下、2019年度の試験概要です。

  • 試験日 :10月27日(日)
  • 受験料    :10,800円
  • 合否の発送:12月20日(金)
  • 試験地 :札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡

これまで通り、年に1度の試験が10月末に行われました。会場は各地の専門学校や大学のキャンパスを使用することが多いようです。

受験者数や年代などは、公式HPに結果の概要が掲載されるのを待ちましょう。
平成30年度の結果については、こちらを参考にされてみて下さいね。

世間の声は?

検定試験が終了して間もないこともあり、SNSで試験後の感想をアップしている人が多く見られました。

1日がかりの試験ということもあって、かなり体力を消耗された方も多そうですね。結果発表まで、他の方の受験の様子や、正答など気になることもたくさんあるようでした。
一度、この試験を受けたことのある私も、当日を思い出すと確かにかなりの疲労度だったと思います。今後試験を受けられる方は、是非万全の状態で本番に臨んで下さいね!

日本語教育検定試験後に気になること

検定試験を終えたあと、気になるのはやっぱり自分の合否。各スクールでは、解答速報を出していることも多く自己採点をして「受かったかも!」「今回はだめだった!」と様々な声も見られました。

受験後に気になるポイントを3つご紹介していきます。

1.解答速報はある?

大学入試で各学習塾が解答速報を出すように、日本語教育能力検定試験でも試験後すぐに解答速報を出すスクールもあります。

正式な合否発表を待たずに自己採点をし、SNSで結果を公表している方々もいました!

Twitterでよく見られた解答速報を出しているスクールは、以下の通りです。

  • アルク
  • ヒューマンアカデミー(試験Ⅱなし)
  • 大原(2018年度のみ)※2019年11月20日現在

大原は昨年は10月末に解答速報が出ていたのですが、今のところ2019年度分は掲載されていないようです。

また、各サイトによって解答が違うこともあるので、複数のサイトを確認することをおすすめします!

2.合格発表はいつ?

正式な合否の発送は12月20日(金)です!

合否結果を電話、ファックス、e-mailで教えてもらえますか?
電話等ではお教えできません。合否結果は、「結果通知書」を郵送してお知らせします。
日本語教育能力検定試験HPより)

自宅に結果通知書が届くのを待ちましょう。

また、インターネットで合否を確認することはできず、合格点の公表もありません。ただし、正答の公表は合否結果を通知後、日本語教育能力検定試験ページで正答表が掲載されるそうです。

自分がどれくらいのレベルかは、結果通知書にある各科目の得点・総合点と、総合点が受験者全体の中でどの位置にあるかを8段階で記載しているものを確認し、次回の試験に活かしましょう。

3.次の試験はいつ?

「自己採点で不合格が確定した」「合格か微妙なラインなので次に備えたい」

そんな方の中には、すでに次の試験のために準備を始めている人もいるでしょう。

令和2年度の実施要項は、2019年12月中旬に公表されるそうです。今回は残念ながら合格を勝ち取れなかった方や、来年度からの受験を検討している方は12月の発表をお待ち下さい。

まとめ

今後、「公認日本語教師」として国家資格化が検討されている日本語教師の資格。その判定試験として、日本語教育能力検定試験が使用される可能性もあります。また資格としてだけでなく、実際に教壇に立ったときに役立つ実践的な内容も盛り込まれている試験のため、すでに日本語教師として働いている教師の方々も力試しに受験する傾向もあるようです。

合格率は決して高いとは言えない日本語教育能力検定試験。独学で学ぶも良し、養成スクールで知識を深めるも良し。日本語教師を目指す方なら、一度は受験するべき試験といえるでしょう。