日本語教師向け養成講座「スクール比較」シリーズです。
今回は「インターカルト」を調べてみました。
最寄りは秋葉原駅と都内のスクールのようですが、正直あまり聞いたことがなかったので特徴をまとめてみました。初心者の方でもeラーニングで学べる講座もあるようですよ。
気になる方は最後までご覧になってみて下さいね。
インターカルトの特徴
インターカルトのここがオススメ!
- 実習が豊富
- 就職サポートが手厚い
- 海外勤務にも強い!
実技演習の豊富さと海外就職に有利なのが特徴のインターカルト。
日本語学校が併設されており、世界約60カ国の生徒に向けて授業を行うことができます。また「将来は海外で日本語教師をしたい!」という人に、特にオススメです。
コース内容や特徴
講座は420時間コース・検定対策・教え方講座の全3講座。
詳しくは公式HPをチェックしてみて下さい。
http://www.incul.com/jp/yosei/
WEB講座はないですが、検定対策や教え方講座の一部ではeラーニングがあります。
通学は午前中のコースしかないのが少し残念なところです。
インターカルトの口コミ
それでは、実際に通っていた方の生の声を見ていきましょう。
修了者の声をまとめましたが、HPには他にも様々な方の声が掲載されていましたよ!
良い評判
インターカルトの一番の魅力は、日本語学校内に併設された養成講座だということです。
教室で学ぶ理論や知識だけでなく、直接外国人の方とコミュニケーションを取る機会があったことは、自分の自信にもつながりました。実際、現在日本語教師として海外で働いていますが自信を持って教壇に立てていると言えます。
私が養成講座に通っていた時は午前中に授業を受け、午後には日本語学校の学生たちと一緒に昼ごはんを食べて交流をするという生活を送っていました。 様々な国から来た学生たちと交流する機会が自然にできるのは、インターカルトのおかげだと思います。
インターカルトでは実際に現場で教えられている先生の直接指導を受けられ、日本語教師の生の声を聞くことができました。他のスクールも検討していましたが、このように誠実な対応をしてくれる学校が良いと思ったのが決め手です。
仕事をしていると様々な疑問にぶつかりますが、今でも先生に教えていただいたことを思い出しています。特に実習で行った教案作成は非常に役立っています。
現在、インターカルトの提携校であるベトナムのスクールに勤務しています。
そこで一番役立っているのが、実習の授業でした。教案を作る際には実習を思い出しながら、生徒がこの授業を受けることによって、将来何ができるようになるのかを常に考えています。見知らぬ土地でまだまだ知らないことも多いですが、毎日新しい発見があり充実しています。
やはり、実習の授業が良いという意見が多かったです。
授業自体の質が良いのはもちろんですが「実際に今、現場で役立っている」という口コミは、これからスクール選びをするときに参考になる情報ですよね。
イマイチ・悪い評判
口コミに関しては、悪い評判が見当たりませんでした。そこで、授業内容などを参考に「これはデメリットになるかも?」というポイントを簡単にまとめました。
夜間の授業がない
通学講座の授業時間は平日の9~13時頃のみです。現在働いている方や、仕事を続けながらスクールに通いたい方には不向きかもしれません。
クラスは1クラス制
募集が定員24名となっており、定員まで生徒が集まった場合は1クラス24名で授業を受けることになります。30名以上で学校のクラスのようなスクールに比べると少ないかもしれませんが、10名以下の少人数制を取っているスクールに比べると、1クラスの生徒数が多いかなといった印象です。
インターカルトでの事件!?
スクールの情報を調べていると、検索画面に「事件」の文字が。不安になってよく見てみると、過去に起きた留学生同士の事件でした。もちろんこういった事件が日本で起こることは非常に残念なことではありますが、講座内容自体には特に関係ないようです。
まとめ
授業の質や実習の豊富さがわかる口コミが多かった「インターカルト」でした。
どんな授業が気になるところですが、平日午前のみの授業という点がネックになっています。また駅からも徒歩10分以上とアクセスはあまり良いとは言えないところ。
皆さんの参考になれば嬉しいです。