420時間養成講座スクール比較シリーズ、今回のスクールは「JCLI」。
こちらも千駄ヶ谷日本語教育研究所と同様、歴史のある日本語学校のスクールです。
テキスト内容、価格など気になるポイントを見ていきましょう。
JCLIのここがオススメ!
- 歴史ある日本語学校の養成講座
- 実習が多い
- 価格がリーズナブル
長年の実績がある日本語学校が併設されているJCLI。37年の歴史をもち、これまで多くの留学生が通っていたそう。今でも多くの留学生が在籍しているため、実技の授業にも力を入れられるのではないでしょうか。
※ただし日本語教師養成講座が開講されたのはここ最近です。
ちなみに他のスクールと比較しても多い!と言われているJCLIは、
442単位のうち、164単位が実習だそうです。
授業の1/3以上が実習とは・・・修了の頃には安心して教壇に立てるかもしれません。
また、実習回数が多いにも関わらず受講料が低価格なのも嬉しいところ。
これまで見てきたスクールは60万円前後でしたが、JCLIは約10万円安いです。
何でこんなに安いんだろう?コース内容やカリキュラムは大丈夫??
そんな不安がよぎりました。
コース内容や特徴
コース・校舎ともに1つです(わかりやすい!)。
- 420時間コース: 561,700円(授業料・入学金・教材費込)
- 校舎:新大久保校舎
コース内容について詳しく知りたい方は公式HPをご覧ください。http://jclischool.com/teachers_training/
実習も豊富なので、なおさら気になりますね・・・!
と思ったら、教材費は別途かかるそうです。
JCLIを詳しく知ろう!
このシリーズでは、毎回「良い口コミ・イマイチな口コミ」を紹介していたのですが、なんとJCLIの口コミが全然ありませんでした・・・。
口コミがない、というのは実績が少ない?それともあまり有名ではないのかな。
そう思って調べてみたところ、JCLIの養成講座は2017年7月開設でした!
日本語学校は歴史あるスクールだったのですが、養成講座は2年前に始まったばかりのようです。それでは口コミがないのも当たり前ですよね。
そこで、公式HPから気になるポイントをまとめました。
説明会が実施されている!
ホームページを見てみたのですが、カリキュラムや学校の様子があまり詳しくわかりませんでした。
諦めずに調べていくと、説明会が実施されているのを発見。
内容は以下の通りです。
- JCLI日本語学校の見学
- ミニ養成講座「日本語再発見」
- 現職日本語教師との懇談
- JCLI養成講座の説明/質疑応答
説明会の回数も多く、月に4回程度実施されているようです。
ただ平日開催なので会社員の方の参加は難しいかもしれませんが、予定の合わない方に向けて個別実施も行っているそうです。
日本語学校がお休みの場合は学校見学は難しいですが、直接話を聞きに行くのも良いかもしれませんね。
授業内容
ホームページにあるカリキュラムの説明で、気になるポイントが2つありました。
- デジタル素材の活用法
- 検定試験対策
最近では、日本人でも教科書や参考書で語学学習している人は少ないですよね。
私も3年ぶりにTOEICの勉強を再開したのですが、テキストを買わずに学習してます。
単語を覚えるのも携帯のアプリを使用。文法学習は電子書籍を読む。長文は海外ニュースをネットで検索などなど・・・。
またフェイスブック・ツイッターでも簡単に海外の方とつながり、メッセージを送ることも出来ます。
デジタル素材の活用では、そんなことが学べるのかな??と感じました(あくまで想像です笑)。
また、検定試験対策があるのも驚きでした。費用が安いのに試験対策まであるなんて。
他スクールの「○時間検定試験対策」といった講座内容とは量・質ともに異なるかもしれませんが、対策があるだけでも嬉しいですよね。
校舎が移転!
まとめ
JCLIは歴史ある日本語学校ではありますが、養成講座は最近出来たばかりのスクールです。
カリキュラムには時代に合った内容を取り入れているのではないかな?と期待はありますが、口コミがないためわからないことも多いですね。
説明会の内容が詳しく魅力的なので、近くにお住まいの方は一度見学に行かれてはどうでしょう。
私もスクール情報を随時、更新していきたいと思います。