日本語教師向け養成講座「スクール比較」シリーズです。
今回は「資格の大原」を調べてみました。
日本語教師の資格だけでなく、様々な資格取得で有名な大原。
文化庁届出を受理されている通信講座も注目されています。
資格の大原の特徴
資格の大原のここがオススメ!
- 費用がリーズナブル!
- テストもWEBでOK!通学不要
- 文化庁届出を受理されたWEB講座
WEB講座に定評があるのが大原です。
というのも「資格の大原」と言えば資格取得や公務員試験対策と多くの校舎がありますが、日本語教師の資格を取れるのは2018年11月現在、1校舎(水道橋)のみです。
受講生は通学派が多いようなのですが、WEB講座の人気も高まっています。
その理由は大原のWEB講座は文化庁届出を受理されたWEB講座だから。
現在、通学講座と同様の資格(国内にある法務省が認可している日本語学校で働ける資格)として認められているWEB講座を持つのは、資格の大原と東京中央日本語学院(TCJ)のみです。
コース内容や特徴
講座は420時間コースとWEB講座の2種類があります。
※いずれも税込、教材費・入学金込み
- ① 420時間総合コース(通学):544,300円
- ② 検定対策パック(通学):88,000円
- ① 420時間総合コース理論編Web(eラーニング):495,000円
- ② 検定対策パック理論編Web(eラーニング):84,000円
嬉しいポイントは通学コースにWEB講座が標準装備されていること。また、受講価格も検定試験対策を入れて60万円程なのでお手頃価格ですよね。
内容はどうなんだろう?と調べてみましたが、経験者の意見は賛否両論あるようです。
資格の大原の口コミ
それでは、実際に通っていた方の生の声を見ていきましょう。
良い評判
以前、別の資格取得(簿記)で大原に通っていたことがあり、しばらく社会人経験を積んだ後、日本語教師の資格を取ろうと決めました。大原は簿記や経理関係の資格に強いと思っていたので初めは日本語教師の資格は別の学校で講座を取ろうかな?と考えていましたが、大原にしてよかったです。
理由は就職に強かったことです。私は校内にある就職情報を見て応募しました。採用面接で大原で日本語教師の資格を取ったことを伝えたとき、スクール名が面接官の心を動かしたように見えました。これも大手の信頼の証なんじゃないかと思います。
なかなか通学して資格を取得できる環境ではなく、WEB講座を受講しています。一番の決め手はテストの度に通学をしなくて良いことでした。
地方に住んでいることもあり、通学しなくてはならないスクールには通えないのが現状です。大原のWEB講座のおかげで、効率的に学べてとても助かっています。
資格の大原というスクール名の通り、資格取得でまず思いつくのが大原という人も多いのかもしれませんね。またWEB講座は忙しい人や地方に住む人の強い味方になっているようです。
※ただし通信のみの場合は、通学コースと同等の420時間コース修了の資格を得ることはできません。
イマイチ・悪い評判
大原に通おうと思ったのは、やはりネームバリューがあるからです。大手の資格取得スクールなので日本語教師の資格を取るにも安心かなと思い入学を決めましたが、思っていたのとは少し違いました。ベテランの講師が多いと思いきや若い先生が多く、自分より若い先生の質の低い授業をされているのを受けるのは正直いって苦痛でした。
講師に関しては良し悪しがあると思います。自分の担当してもらった講師の方は非常に面倒みもよく、安心して授業を受けられましたが別のクラスでは違ったようです。
どこのスクールで学んでも私達が講師を選べるわけではないので仕方ないですが、一度説明会や授業見学をするなど現場を見てから入学を決めることをおすすめします。
講師の質については、最近あまりよくない口コミを見ることが多くなってきています。大手だからなのか、講師の入れ替わりが激しいこともあるそう。
また講師に関する他の情報としては、講師不足なのか「先生が忙しそうでなかなか質問に行けない」という悩みや「厳しすぎてついていけない」という不安を抱えていた人もいました。
まとめ
いかかでしたか?
口コミを見ていると、やはりWEB授業の質やネームバリューは大原のメリットのようですね。ただ実際の授業や講師の質にはムラがあるようです。
確かに自分では先生を選べませんが、できるだけ高評価のスクールに通いたいものですよね。
皆さんの自分に合ったスクール探しの参考にしてみてください。
資料請求や学校訪問で、色々質問してみるのもおすすめですよ。