「日本語教師を副業にしたい」と考えるのには、様々な理由があります。
「常勤を目指したいけど、まだ自分にできるか自信がない」
「子育てで休んでいる間に副業として挑戦してみたい」
「働くというより外国の方と交流したい」
そこで、今回は年代別に「副業として日本語教師をするなら、こんなやり方がオススメ」という内容で書いていきたいと思います。
日本語教師には非常勤講師だけではなく、色んな働き方がありますよ。
目次
【20代】経験を積んで働き方を知る
大学卒業後や在学中、数年社会人経験を積んでから資格を取得したばかりなど色んな20代の方がいますよね。
まだまだ働き盛りの20代にオススメの副業をご紹介します。
20代の日本語教師の位置づけ
- 教壇に立って経験値を増やしたい
- 将来本業にするかを考えたい
- 色んな働き方を試してみたい
日本語教師の経験が少ない20代は、日本語教師として多くの経験値を蓄える時期に充てることをオススメします。また、初めての職場が日本語教師なら、まだ本業にするには不安な方もいるはず。
副業としてスタートすることで、自分がどんなキャリアを積んでいくのかイメージしやすくなるはずです。
オススメの働き方
そんな20代にオススメしたい働き方は3つ。
- 短期ボランティアへの参加
- 非常勤講師として働く
- 民間企業に勤めて外国人のサポートをする
いきなり常勤で働くことに抵抗がある場合は、学生のうちにボランティアに参加するのがオススメ。日本語教師間のネットワークも広がりますし、実際に教壇に立つイメージがしやすくなります。
ボランティアが副業?と思われる方もいらっしゃいますが、生活費や住居費・支援費等が出るボランティアも多数ありますよ。
他にも民間企業で日本語教師を募集している会社もあります。今後、外国人労働者が増えることも予想されているため、需要が高まってくることが予想されますね。
【30代】仕事とライフスタイルの両立を
続いては、30代の日本語教師の働き方はどうでしょうか?
女性の場合、結婚や出産・育児などライフスタイルが変わってくる時期にもなりますよね。そんなときに働きやすい方法をご紹介します。
30代の日本語教師の位置づけ
- 少しでも収入を得たい
- 家から出て社会貢献をしたい
- 生活と仕事のバランスを重視したい
20代のように仕事の時間を多くするよりは、生活と上手にバランスを取りやすい副業を望むのが30代。また、結婚している方で扶養の範囲内で働きたいと考える女性も多いですね。
オススメの働き方
30代で日本語教師を副業にするなら、以下がオススメです。
- オンライン日本語教師
- 非常勤講師(週2~3日または短時間勤務など)
- 日本語教育能力認定試験を受験
オンライン講師や非常勤の時短勤務などは、働く時間の調整がしやすくオススメの働き方です。オンラインであれば、事前に自分で働きたい時間を勤務時間に設定することができますね。
また、認定試験への挑戦は副業からずれますがキャリアアップにオススメです。20代のうちは働くことを優先していた方も、産休・育休等で家にいる時間が増える間に勉強しておこうと考える教師の方が多いんですよね。
もし、スクールに通ったけど受験経験はないという方がいれば、30代のうちに一度受験してみるのも良いかもしれません。
【40代】日本語教師を続ける目的を決める
本業や子育てもそろそろ落ち着き始める40代。
40代で日本語教師の副業をする場合、どのような方法があるでしょうか?
40代の日本語教師の位置づけ
- 地域社会との交流がしたい
- これまでの自分の経験を活かしたい
- 少しでも働く時間を作りたい
日本語教師の副業をどう考えているかによっても、求める仕事が変わってきます。
お金を稼ぐというよりは、普段の生活や趣味の延長として教師をしたい方もいれば、これまで教師を経験してきた人が、副業にしていきたいと考える場合もあります。
オススメの働き方
40代での副業の方法も、色々なやり方がありますよ。
- 地域で行われるボランティアへの参加
- 日本語教師養成スクールの講師
- シニアボランティアで海外に行く
地域の外国人支援やイベント開催時のサポートなど、無償で日本語を教える人を募集していることがあります。また、ある程度収入を得たい経験者の方は今度は同じような日本語教師を育てるというのもオススメ。
40代で新しい世界に出てみたい!と海外でボランティアをする40,50代の方も大勢います。
まとめ
いかがでしたか?
自分に合った副業方法は見つかったでしょうか。
副業のメリットは働き方の多さや時間に融通がきくことでもありますよね。
是非、気になる副業を調べて見てくださいね。