-日本語教師の資格取得を目指す方へ-
公認日本語教師(国家資格)の進捗、日本語教師養成講座の比較、日本語教育能力検定の対策等、日本語教師として活躍するために必要な情報を発信しています。

英語学習の始め方 ~留学編~

SHARE

英語学習の始め方 ~留学編~

日本語教師としても、勉強しておいて損はない「英語学習」についてです。
英語学習の方法の一つに、留学があります。

自分で勉強したり、テキストを使う学習は何だか自分に向いていない。
そんな方には、いきなり現地に飛び込んで見る!という方法が良い場合もありますよ。

この記事では、留学するための方法と留学前のチェックポイントをご紹介していきます!

留学するための3つのルート


留学する方法はたくさんあり、中でも以下の3つが代表的でしょう。

  • 留学エージェント経由
  • 英会話教室:留学プログラム
  • 大学:交換留学

留学エージェントとは、留学先を手配する代理店のことです。代理店で留学カウンセラーに相談をして、数ある留学先の中から留学先を決める方法ですね。

また、英会話教室で留学プログラムがあることもあります。
例えば、イーオンの留学部門「留学ジャーナル」や、シェーン英会話の「シェーン留学センター」などが挙げられます。

学生の方なら、大学では提携大学・姉妹校などがあり積極的に交換留学をしている場合もありますね。

どのルートが最適が悩む場合は、このような決め方も良いかもしれません。

  • 豊富な留学先から選びたい  → 留学エージェント経由
  • 事前に英会話を学びたい   → 英会話教室経由
  • 留学と単位取得で一石二鳥  → 大学経由

また、留学エージェント経由の場合は便利な分、手数料などで少し割高になる可能性が高いようです。

留学前のチェックポイント


「留学してみようかな?」と思ったら、自分に合った方法を考えてみましょう。

また、留学前に確認しておくべきポイントがいくつかあります。
その中でも、以下の3つをチェックしてから準備を始めると良いでしょう。

1.自分の英語力をチェック!

まずは、今の自分の英語力をチェックしてみましょう。
その理由は以下の通りです。

  • 適切な留学先が選べる
  • 留学後の変化がわかりやすい
  • 留学以外の選択肢もある

自分の英語力がわからないまま留学先を決めてしまうと、行ってから「英語が難しすぎて意味がなかった」と残念な結果になってしまうことも。

また、今の英語力と留学後の英語力を比較して「留学でこれだけ上達した!」と自分の変化にも気づきやすくなります。今後の英語学習のモチベーションにもつながりますよね

もし、自分の英語力に自信がないならすぐに留学に行く必要もありません。まずはオンラインで外国人と話すことに慣れてみる、参考書で基礎を固めるなど色んな方法を検討することもできます。

2.留学のタイミングと期間を決める!

留学は、タイミングと期間も重要なポイントです。

留学にも1週間未満の短期留学から、数ヶ月以上に渡る長期留学まで様々なプランがあります。

社会人になると仕事がありますし、学生でも大学4年生の時期は卒論や就活で忙しい場合もあるでしょう。自分のライフプランにあったタイミングを決める必要がありますね。

また「忙しいから1週間の留学にしよう」と決めてしまうと、せっかくの留学費用が台無しになってしまう可能性も。

正直、1週間では急に英語は上達しません。長期休みを利用して出来るだけ長い期間留学するなど、自分の英語力アップにかかる時間を考えて調整することが大切です。

3.留学後の目標は?

留学に行く前に、留学から帰ってきてからのことを考えておきましょう。

よく言われるのが「結局、留学から帰ってきて以来、英語を使ってない」といった悲しい結末を迎える人が多いこと。せっかく行くのであれば、自分の目的にあった留学先でスキルアップしたいですよね。

例えば「文化交流がしたい」「海外暮らしに向けて準備したい」「日本でビジネス英語を使いたい」など、英語を勉強する目的によって学ぶことも違ってくるはず。

留学に行ってから目標を決めるのではなく、留学先を決めるときから自分の目標設定をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

英語学習にも色んな方法があり、自分のスキルや得たい目標によって学び方も様々です。

また、自分の性格に合った方法を選ぶのもおすすめ。
「机で一人で勉強するよりも、英語がわからなくても友達と話して自然に身についた!」といった人も多くいます。

何が自分に合った勉強方法かわからない方は、まずは1つ気になったものから始めてみましょう。日本語教師として、外国人と触れ合う機会が多くなると、きっと今の行動が自分の役に立つはずです。