日本語教師になるには大学の日本語教育に関する専攻を修了するという方法があります。
そこで今回は大学進学で日本語教師を目指す方に向けた記事を書きました。
「どんな大学があるの?」「注意したいことは?」
そんな様々な悩みを解決して、素敵なキャンパスライフを送りましょう!
目次
どうやって大学を探すの?
まずは「大学の探し方」です。
日本語教師を目指す人は、調べ方にも少し工夫が必要でした。
「とりあえず文系に進んで、文学部とか国語科に入っておけば大丈夫かな」と
安易に大学を決めないように注意しましょうね。
「日本語教師」「大学」で検索してみよう
まずはインターネットで検索してみるのが一番です。
「日本語教師」「大学」「オススメ」と入力すると色んなサイトが出現。
私も色々検索してみましたが、ひとつひとつ探すのは大変です。
最初から各大学のホームページに入って検索していると、なかなか時間がかかる・・・
まずはこのような総合サイトで自分に合うものがないかチェックしましょう。
ただひとつ注意があります。
「大学」と検索しても、たまに日本語学校や養成講座のスクールが出てくることが。
外国人のための日本語科を検索し、間違って資料請求をしないようにチェックしておきましょう。
先輩に聞く&オープンキャンパス
でも、ただネットで検索した情報だけでは学校の状況はわかりませんよね。
より詳しい情報を得るためには学校を訪問するのが一番です。
私も大学訪問によって色んなことがわかりました。
- 教室や図書館などの学習環境
- 担当教授やゼミの雰囲気
- 留学生の数や国籍
学習環境や学校の雰囲気については、
通常の大学選びでもしっかり見ておきたいポイントですよね。
また、志望する大学の留学生と交流するチャンスでもあります。
日本語教師のためのカリキュラムでは大学内での実習があることも多く、
そのときに自分の授業を受けてくれるのは留学生がほとんど。
「入学したら自分はどんな生徒に教えるのかな?」と
具体的な授業イメージが出来るのでおすすめです。
大学を選ぶときのポイントって?
続いては情報収集やオープンキャンパス時に見ておきたいポイントです。
カリキュラムをチェック
- 必要な単位数と授業内容
- 実習の場所や回数
- 英語など他言語の授業は充実しているか
日本語教師の資格取得に向け、時数や授業内容をチェックしておきます。
大学によって実習内容や場所が異なったり、使用教材も違うので詳細を確認しましょう。
また海外での就職を目指す人は、外国語の授業内容も併せてチェックしておくと良いでしょう。
文系の学部と同様の授業内容の大学もあれば、日本語教師に特化した
異文化コミュニケーションを含んだ内容を実施している学部もあります。
英語の場合は、TOEIC対策が取られている学部があるところも。
大学在学中に現地語の習得をしておくことで、日本語教師への道もスムーズになります。
大学院に進む?
将来、日本語教師になるなら専門知識を深めたい。
そう考えたとき、大学院への進学を検討する学生もいます。
確かに大学4年間で他の授業も受講する中、
十分に日本語の知識と授業経験を積むのは難しいかもしれません。
ただ結論から言えば大学院進学は必須ではありません。
「大学において日本語教育に関する主専攻または副専攻を修了し、卒業した者」
こちらが日本語教師資格の基準となります。
そのため「大学院に行けば教師になれる」というわけではありませんが
大学院進学を目指す場合は、事前に院生の授業内容などもチェックしておきましょう。
日本語教師資格を取れる大学一覧(都内)
最後に都内で日本語教師を目指せる大学・学部を紹介します。
先程のチェックポイントも踏まえながら、自分に合った大学を探してみてくださいね。
– 外国語学部:英米語学科
– 外国語学部 :アジア言語学科(中国語専攻・韓国語専攻)
– 文学部:英米文学科/日本文学科/国際文化学科
– 21世紀アジア学部:21世紀アジア学科
– 人文学部:日本語日本文化学科
– 人間社会学部:国際社会学科
– リベラルアーツ学群:日本語分野/国際関係・国際協力分野
まとめ
いかがでしたか?
都内だけを見ても、全ての大学を掲載できないくらい学校数がありました。
日本語教師を目指して通える大学は意外に多いようです。
皆さんも将来の就職先をイメージしながら、ベストな進学先を見つけて下さいね。